チャットレディの税金と確定申告についてですが、ほとんどのチャットレディーは月に5.000円以上は稼ぎますので、ほとんどの人に確定申告の義務があります。

◆確定申告が必要ではない場合
�@チャットレディが本業で、１年間で稼いだ額が38万円未満
�A本業の収入以外に、チャットレディで稼いだ年間の合計金額が、必要経費を差し引いて20万円未満

◆確定申告が必要な場合
�@チャットレディが本業で、１年間で稼いだ額が38万円以上
�A本業の収入以外に、チャットレディで稼いだ年間の合計金額が、必要経費を差し引いて20万円以上

チャットレディにとっての確定申告の課税対象額は、所得−所得控除となります。

　所得控除というのは、国が定めている一定の金額を控除するといった制度です。
保険料控除・配偶者控除・医療費控除などで、それのほかに基礎控除というものがあり、全ての納税義務者が無条件で、３８万円の控除（免除）が受けられます。

◆所得の計算の仕方
【所得＝収入−必要経費】
収入というのはライブチャットサイトでチャットをして稼いだ合計金額です。
また必要経費というのは、チャットレディーのお仕事をする上でかかった費用（インターネット費用・パソコン等の機器の購入費・仕事場の家賃や光熱費等）です。他に、衣装代や化粧品等の美容代も経費として認められる場合もあります。

確定申告の方法として、「青色申告」と「白色申告」の２種類があります。

青色申告　→　日ごろの収入、経費などについての帳簿が義務で面倒だが、節税効果が大きい
白色申告　→　簡単な申告用紙を埋めるだけだが、節税効果が小さい

　青色申告についてですが、これは、税務署が個人事業主として認めた場合にしかこの方法で申告できません。ですから、副業としてチャットレディをしている場合はほぼ認められません。
　専業でチャットレディのお仕事をしている人は、青色申告をオススメします。青色申告では、最高６５万円もの青色申告特別控除が受けられるからです。

　チャットレディの所得は、 事業所得か雑所得というもののどちらかに分けられます。副業としてチャットレディーをやっていて、収入が不安定な場合は、一般的に雑所得に分類されます。
雑所得は必然的に白色申告となります。

　また、チャットレディを本業としていても、収入が不安定だと雑所得になります。年間を通して100万円以上の収入があれば事業所得に分類されることもあり、青色申告が可能です。この場合、所轄の税務署に個人事業の届出をし、認められれば「青色申告」ができます。

　確定申告とは1月1日から12月31日までの１年間の所得金額に対する税額を算出したあと、翌年の2月16日から3月15日までに申告、納税することです。
　チャットレディのお仕事は、普通のお仕事と違って自分でやらなければならないので大変ですが、確定申告をほおっておくと多額の追徴課税が来て痛い目にあうなんてことも。。。